知る


 日本でのローザンヌ運動は、その責任主体である日本ローザンヌ委員会を組織的土台として、この運動に賛同し継続的にそれぞれの立場で行動する人々によってに推進されています。 日本ローザンヌ委員会は、ローザンヌ世界宣教委員会(Lausanne Committee for World Evangelization = LCWE)公認の委員会であり、ローザンヌ誓約に賛同し、ローザンヌ運動を日本の文脈で追い求める人々と共に歩みます。


第1回ローザンヌ世界宣教会議」は1974年に開かれ、全世界の福音派諸教会にビジョンと活力と協力のネットワークを与えました。そして、宣教の新しいチャレンジに満ちた21世紀、世界の注目する「第3回ローザンヌ世界宣教会議(ケープタウン2010)」が2010年10月16日から25日にかけて南アフリカのケープタウンで開催されました。これを機にもう一度ローザンヌ世界宣教運動の精神にふれ、全世界の教会がともに世界宣教に積極的に取り組む好機が到来します。


日本ローザンヌ委員会は、ローザンヌ運動の日本の責任主体であり、第3回ローザンヌ世界宣教会議(ケープタウン2010)参加者を中心に、出版、シンポジウム、リトリートなどを通じて、日本で運動が継続していくように励ましていくことを大切にしていきます。


「ケープタウン2010(第3回ローザンヌ世界宣教会議)」の目標は、単に参加者に感動を与えるだけではなく、そこに新しい一致が樹立され、明瞭なビジョンや取り組むべき優先順位を共有する結果を生み出すことです。

参加者がローザンヌ運動をホーム、故郷のように慕わしく思い、絶望的現代に生きる人々に福音のホープ、希望を与えることができるようになり、世界のキリスト者が尊敬しあい学びあうような互いのヒユーミリティ、謙遜さを得ることを目指しています。


これらの宣教課題は、ケープタウン会議の参加者が持ち帰り、それぞれの文化・社会の文脈に適用し活かしていくことが奨励されています。そこで、日本から同会議に参加した者たちによって構成される日本ローザンヌ委員会は、この6項目をテーマに概ね年2 回のシリーズで、シンポジウムを2015 年まで3 年にわたり開催いたします。