東日本大震災に際しての声明

日本ローザンヌ委員会 委員長 金本悟

2011年3月28日

 

3月11日に東日本大震災が起きて以来、世界中の友人たちから多くのメッセージと愛に満ちたご支援をいただいています。日本のローザンヌファミリー及び日本の諸教会を代表して、心より感謝の意を表明いたします。特に、ローザンヌ運動の国際ディレクターであるリンゼイ・ブラウン氏が、早くも3月12日に声明を出してくださったことに感謝いたします。
私たちはまだようやく、破壊の大きさを理解し始めたばかりですが、日本の諸教会は、かつてないほどの熱心さをもって、一致団結した救援活動に向けてネットワークを築き、情報を共有しようとしています。このことに私たちは非常に励まされています。日本ローザンヌ委員会(JLC)は、ケープタウン2010(CT2010)の日本からの約40名の参加者の間に、すでに強いネットワークを確立しています。このネットワークは日本の福音派のかなりの部分をカバーしているので、JLCは効果的に仕えることのできる立場にあります。

 

 

救援活動
JLCは日本福音同盟(JEA)による救援活動を全面的に支援します。JEA援助協力委員会の委員長はJLC委員でもあります。JEAはChristian Relief, Assistance, Support and Hope Japan(CRASH)と緊密に連携しています。日本福音宣教師団(JEMA)は、CRASHのための募金を受け付けています。JLC及びCT2010のメンバーの多数が、CRASH及びJEMAに直接関わっています。全世界から圧倒的な数の支援のお申し出と募金をいただいていることを、心から感謝します。

日本の諸教会が一致して救援活動にあたれるようお祈りください。クリスチャンの言葉と行動を通して、キリストの愛が明らかに示されるようお祈りください。いまだ行方不明の数千人の方々が早く救出されますように。

 

私たちは揺り動かされることのない御国を受けています(ヘブル12:28)。 なにものも、私たちの主キリスト・イエスによって示された神の愛から、私たちを引き離すことはできないのです(ローマ8:29)。